Day:2014.02.10 19:28 Cat:デザイン こんにちは。大森兄です。昨年のJIA熊本住宅賞に続き、T邸が くまもとアートポリス推進賞を受賞しました。くまもとアートポリス事業は、http://www.pref.kumamoto.jp/site/artpolis/ 1988年に細川護煕県知事により始まったもので、、「後世に残り得る優れた建築物を造り、質の高い生活環境を創造するとともに、地域文化の向上を図り、世界への情報発信基地「熊本」を目指す」ことを目的としているそうで、その事業のひとつであるこの推進賞は、住宅に限らず、熊本県内の建物を顕彰することにより「県民の環境デザインに対する意識の高揚と都市環境並びに建築文化等の向上を目指し、併せて豊かな地域づくりを図る」ということです。 大森創太郎建築事務所 スポンサーサイト URL Comment(0)Trackback(0)Edit
Day:2013.04.30 21:13 Cat:デザイン こんにちは。大森兄です。私共は、各分野の専門家で、「ホテル旅館再生プロジェクトMUKAU」http://mukau.jp/を組織しています。この度、そのプロジェクトで季刊誌を発行しようということになり、各自記事を書いています。季刊誌のお届け先は、主に九州圏内のホテル旅館様ですので、このブログでも一部紹介していきたいと思います。まずは私の分から。私たちの祖国 日本は、世界で最も古い国です。2千年以上もの間ひとつの国が続いているのは他にありません。2千年を超える歴史のなか、西欧文明へ舵を切るまでの永きにわたり、自然との完全な調和のなかでその文化の洗練を極めました。ある本で、ひとの人生の目的は、先人達から受け継いだものを、すこしよくして次代へ渡すことだと読みました。2千年にもわたり極められてきたものを、たとえすこしでもよくするというのは並大抵のことではないと思いますが、各人の道において担う使命だと納得できるものだと思います。私はまだまだ力不足ですが、生業として、使命としては、顧客、また、その顧客によろこびをもたらす空間をつくることです。 その上で、この誇るべき日本の文化の中で空間をつくる者として、日本人が、「日本人でよかった」と思える、あるいは気付くきっかけとなるような、そういう仕事ができるようになることも目標のひとつです。(必ずしも「和風」である必要はないと思いますが。)私は幸いにも旅館の設計に携わる機会に恵まれました。旅館は、日本の文化の代表のひとつでありますし、成熟しきってもはや経済だけではないと誰もが気がついた今、これからの日本の方向性は文化的魅力を生かしていくことだといわれています。そのひとつは観光で、衣・食・住の次にくるものはリゾートであろうという見方もあり、旅館の果たす役割にはますます大きいものがあります。経済的にも、文化・精神的にも、西欧の時代からアジアの時代といわれるそのアジアの先進国である日本が、その文化的魅力を発信することで、世界が和のこころをもって平和がおとずれるよう、一緒に魅力的な環境・空間をつくっていきましょう。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
はじめまして。大森(弟)です。 Day:2012.02.02 16:16 Cat:デザイン 先日、新婚旅行へ行ってまいりました。フランス・スペインへ建築と美術館めぐりです。新しいもの、古いもの見て参りました。レイナソフィア・ポンピドゥーセンター・ルーブル美術館・プラド美術館・サグラダファミリアなどなど。古い建築 よかったです!予算が関係ないのか、工期のしばりがないのか。そのあたりが大きく違うのでしょう。サグラダファミリアですが、びっくりしました、、。最初表で入場待ちの列に並んでおりました。塔の真横です。最初の印象は、いくら超有名建築でも、所詮人間のする事。限界があります。すごいけど、こんなもんだよなー。というものでした、、。が!!中に入ってびっくりしました!!な!なんて!!すごい!!て!てんじょう!!!!!立ちすくみました、、。私は美術に関してかなりいじわるな目線でみるほうなんですが、、。かんげき!!!足元から頭上、背後そして足元までスッポリとつつまれまして、、。隅々まで完璧に考え込まれて、デザインされていて、、。どこか抜いていないとデザインはうるさくて、いやらしくなったりするのですが、ぜんぜんやらしくない。ここちいい!!びっくりしました、、。しばらくガウディーの「人」へと想いをめぐらせます、、。恐らく。これだけ個性的なデザインです。反対もあったでしょう。「こんなのないよ」「ぜんぜんよくないよ」「教会。ふさわしくない」「工期どうするの」「いくらかかるの」いろいろ言う人いたでしょう。でもガウディーにははっきりと「これがいい」があったのでしょう。不安もあった事でしょう。でも貫く強さがあったのではないでしょうか。新しい建築には、「私は」建築家の「立身出世欲」を感じるものが多いのですが、サグラダファミリアの天井を眺めていると、ガウディーの心の美しさを感じました。ただひたすら、「いいもの」つくりたい。というような、、。自分の「欲」は「いいものつりたい欲」だけ。涙がでてきました。http://www.hattendesign.jp/ URL Comment(0)Trackback(0)Edit