こんにちは。大森兄です。

昨年のJIA熊本住宅賞に続き、T邸が くまもとアートポリス推進賞を受賞しました。

くまもとアートポリス事業は、http://www.pref.kumamoto.jp/site/artpolis/ 1988年に細川護煕県知事により

始まったもので、、「後世に残り得る優れた建築物を造り、質の高い生活環境を創造するとともに、

地域文化の向上を図り、世界への情報発信基地「熊本」を目指す」ことを目的としているそうで、

その事業のひとつであるこの推進賞は、住宅に限らず、熊本県内の建物を顕彰することにより

「県民の環境デザインに対する意識の高揚と都市環境並びに建築文化等の向上を目指し、併せて

豊かな地域づくりを図る」ということです。 大森創太郎建築事務所
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  • Day:2013.11.29 22:18
  • Cat:建物
こんにちは。大森兄です。

本年1月に竣工しました「T邸」(熊本市)が、この度 JIA熊本住宅賞 選考委員賞を受賞しました。

施主のT様、ご協力ありがとうございました。 また、施工していただきました㈲藪田建設様、造園の

㈲山口農園様、おかげさまです。 ありがとうございました。

この賞は、日本建築家協会(JIA)九州支部が、熊本県下に建つ専用住宅の設計監理に直接携わった個人を

表彰するものです。


この住宅は、熊本市の文教地区で住宅が密集している、約44坪の敷地に建っています。

施主の30代のご夫婦の、味わいがあり、落ち着ける雰囲気としての和風と、小さくても庭の緑を感じながら

暮らせる家 という要望に基づき、車3台がとめられて、お子様ふたりが巣立った後、夫婦老いてからは、

1階だけで暮らしが完結するように、ゲストルームとしての和室を含み、建蔽率いっぱいに計画しました。
                                                  

やりとりを重ね、どこにいても緑を感じられるよう、趣の異なる庭を、3箇所設けました。                                                   
一つは、スギ型枠が味わいを醸すRCの塀で裏表たのしめる、アプローチと和室のための庭で、

この適度な高さの塀により道路からの視線を遮り、和室からは囲われた安心感をもたらしながらもやわらかく

外とつながっています。
                                                   
二つめは、家の中心で、食卓の吹抜けに面した坪庭で、プライバシーを守りながら風を取り入れ、
                                                   
吹抜と株立ちの落葉樹と相まって、団欒スペースには南からの明るい光、寝室には落ち着いた光をもたらします。
                                                   
三つめは露天風呂気分が味わえ、団欒スペースに もうひとつの抜けと緑感を提供しています。


これら三つの庭と二つの吹抜け、また、ずれながらスペースがつながっていくことにより、延べ28坪とは

思えない空間ができました。


今ではほとんど自宅の風呂で、よく行っていた家族風呂などへはあまり出かけなくなったそうです。

ご夫婦おふたりともすごく熱心で、仕事が終わりお子様が寝付かれてからの週一回の設計打合せと、

同じく工程会議は、毎回深夜までおよび、完成時には寂しく懐かしく思われました。

台所には、その熱心な奥様の想いと、そぎ落とした機能が詰まった多目的な収納作業台が、一年後の今も

想定通り活躍しています。  大森創太郎建築事務所 

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こんにちは。大森兄です。

私共は、各分野の専門家で、「ホテル旅館再生プロジェクトMUKAU」http://mukau.jp/を組織しています。
この度、そのプロジェクトで季刊誌を発行しようということになり、各自記事を書いています。
季刊誌のお届け先は、主に九州圏内のホテル旅館様ですので、このブログでも一部紹介していきたいと思います。
まずは私の分から。


私たちの祖国 日本は、世界で最も古い国です。

2千年以上もの間ひとつの国が続いているのは他にありません。

2千年を超える歴史のなか、西欧文明へ舵を切るまでの永きにわたり、自然との完全な調和のなかで

その文化の洗練を極めました。


ある本で、ひとの人生の目的は、先人達から受け継いだものを、すこしよくして次代へ渡すことだと読みました。

2千年にもわたり極められてきたものを、たとえすこしでもよくするというのは並大抵のことではない

と思いますが、各人の道において担う使命だと納得できるものだと思います。


私はまだまだ力不足ですが、生業として、使命としては、顧客、また、その顧客によろこびをもたらす空間を

つくることです。 その上で、この誇るべき日本の文化の中で空間をつくる者として、

日本人が、「日本人でよかった」と思える、あるいは気付くきっかけとなるような、そういう仕事が

できるようになることも目標のひとつです。(必ずしも「和風」である必要はないと思いますが。)


私は幸いにも旅館の設計に携わる機会に恵まれました。

旅館は、日本の文化の代表のひとつでありますし、成熟しきってもはや経済だけではないと誰もが気がついた今、

これからの日本の方向性は文化的魅力を生かしていくことだといわれています。

そのひとつは観光で、衣・食・住の次にくるものはリゾートであろうという見方もあり、

旅館の果たす役割にはますます大きいものがあります。


経済的にも、文化・精神的にも、西欧の時代からアジアの時代といわれるそのアジアの先進国である日本が、

その文化的魅力を発信することで、世界が和のこころをもって平和がおとずれるよう、

一緒に魅力的な環境・空間をつくっていきましょう。

オープンハウス

  • Day:2013.01.12 22:20
  • Cat:建物
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こんにちは。 大森兄です。

この度、施主のご厚意によりオープンハウスを催すこととなりました。

床面積28坪に、趣の異なる3つの庭を計画した、若い4人家族の家です。

予約制ですので、ご興味のある方はぜひご連絡の上お越しください。

日時:1月20日(日)10:00~17:30 ※1日のみ。

場所:熊本市中央区新大江2丁目 ※詳細は、ご連絡いただきますと地図をお送りするか、電話にて説明します。

お問い合わせ先:大森創太郎建築事務所/大森 ℡096-201-9571 E-MAIL:info@soutarou.net

大森創太郎建築事務所

旅館 心乃間間 上棟

  • Day:2012.12.29 18:46
  • Cat:建物
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こんにちは。大森兄です。

今年も押し詰ってきましたが、2年前より進めてきました、旅館 心乃間間(このまま)が、

ようやく上棟しました。


熊本駅前で、藤江ホテルとして長年営業してこられ(大正13年創業だそうです)再開発にともない、

南阿蘇のすばらしいロケーションに、客室10室の旅館としてあらためて開業されます。


旅館をたのしむという行為は、行こうと思い立ったところから始まり、「ハード面」でいえば、

そこまでの道のり、敷地の入口から、乗り物を降りてアプローチをたどり・・・というように

場面がうつりかわり(切り替わり)、簡潔にいえば、その場面のつなぎかたや空間の抑揚などにより

感動やわくわくするような気分が演出されるものだと思います。(もちろん無数の要素の総合によるものですが)

今回の計画も、そのような場面・時間が切り替わるさまざまな仕掛けを考えました。


ホームページのリニューアルも追ってアップされますので、藤江オーナーの思いや詳細も是非ご覧ください。

2013年の晩春にオープン予定ですのでどうぞおたのしみに! 旅館 心乃間々

大森創太郎建築事務所
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